ローハイが教えてくれる指の動きと役割　シソーチンとの共通点

緊急事態宣言が出ましたが、既に自粛ムードの道場でしたので何も変わらないのです。

 

 

 

五月六日までの一か月は自主稽古のような感じで道場はいつも開けております。

 

 

 

 

国の経済支援ははなからあてになどしていなかったので、安倍首相の会見にケチをつける気にも

 

 

 

 

なりませんでしたが、相変わらず口がうまいなぁと感心しました（結局皮肉ってますが）。

 

 

 

 

さて、最近「ローハイ」の型を稽古していて親指と人差し指をセットにして使うこと

 

 

 

 

そして五本の指をそれぞれ引く・押すという役割を変えて使うことに気が付けました。

 

 

 

 

 

指をそれぞれ別々の意識で使えれば技の幅が広がるだろうと思ってはいましたが

 

 

 

 

やっとここまでこれたかという感じです。

 

 

 

 

 

那覇手の型でシソウチンというコオロギの闘いをイメージしたという型があるのですが

 

 

 

 

この型もローハイを理解するのに役立ちました。

 

 

 

 

拳聖本部朝基先生は「型はナイハンチだけやっていればそれでよい」とおっしゃったそうですが

 

 

 

 

私のような凡人にはそうはいきません。

 

 

 

 

因みにシソウチンがコオロギの闘いというのは福建省で調べた方がいらっしゃって

 

 

 

 

分かったことですので、現在の那覇手の方たちは別の意識で行っていると思います。

 

 

 

 

私としてはコオロギというよりはオケラのイメージですが稽古するうえではイメージは

 

 

 

 

邪魔になる場合がありますね。

 

 

 

そういえば最近は昆虫食が注目されているのだとか、学生時代にお邪魔した

 

 

 

家でイナゴの佃煮を初めて食べたことを思いだしました。

 

 

 

 

そして、ローハイは福建省では「羅漢」という型として存在していたそうです。

 

 

 

 

今まで首里手那覇手を問わずやたら動物の名前が多かった型ですが、ここにきて

 

 

 

 

いきなり坊さんが出てきました。

 

 

 

 

福建少林寺の名残なのでありましょうか。

 

 

 

 

ということで私は緊急事態宣言下でも独り稽古を続けます。

 

 

 

 

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